2009年02月05日
硬度の深度
父は旋盤職人としてまだ勤めに出ている。
という話は何度も書いているが、
先日、彼の話に興味深いものを見つけた。
日本の、特に中小企業の職人達が持つ技術力は
世界に誇れる高い技術力を持つ事はすでに有名な話。
父が十代から接する「金属加工」の分野もそうらしい。
聞いたのは「硬度の深度」とでも言おうか、そんな話。
鉄は基本的に固いが、その固さにも色々あるそうな。
その典型的な例が日本刀だという。
日本刀の刃の部分を観た事がある人は少ないと思うが、
日本料理の料理人が使う包丁ならあるかもしれない。
微妙な色のグラデーションが波打っているでしょ?
炭素等の配合加減などにより固さは決まるらしいが、
要は表面は固く中に行くに従って柔軟性を持つ事。
しかも中心に行くに従い徐々に柔軟になる事が重要で、
それゆえに折れないのだそう。
でなければ武士同士がチャンバラやるとすぐ折れる。
ずっと鉄に接してたからか、それとも
鹿児島の血がそうさせるのか、
父もなかなか折れない頑固一徹者なのです。
- by
- at 00:00
comments
深いですね・・・
興味深く読ませていただきました
>Mariさん
まったく、私も興味深く聞きました。
人間の技術の力って凄いですね。